バストが下垂する5つの原因とは?

バストが垂れる原因、あなたは何だと思いますか?
授乳期間が終わった後や
年齢をかさねるたびにたれやすくなる
といったところでしょうか。
それも原因の一つだといえますが、
大きく分けて5つの原因があると言われています。
その5つの原因とは。。。
バストが下垂する5つの原因
① クーパー靭帯がのびている、切れている
② ホルモンバランスがみだれている
③ バストサイズが急激に変化した
④ 姿勢がわるい
⑤ 下着のつけかたが間違っている
では、具体的にひとつずつみていきましょう!
①クーパー靭帯がのびている、切れている
あなたは『クーパー靭帯』とはなにか聞いたことがありますか?
『クーパー靭帯』とは、
バストを支えている役割をもつ、ゴムのようなもの。
バストの構造から説明すると、
下記の3つからできています。
- 乳腺
- 脂肪組織
- クーパー靭帯
乳腺は、母乳を分泌する「腺房」と
母乳がとおる管「乳管」からできています。
この乳腺をささえているのが、『クーパー靭帯』です。
クーパー靭帯は、皮膚や筋肉とむすびついており、
上からバストを引っ張って持ち上げています。
例えると、ゴムのようなもので、
のびたり縮んだりします。
しかし、激しい運動などでバストを揺らしたり、
刺激を与えつづけると、
クーパー靭帯は切れたり、伸びきってしまいます。
(画像引用元)
そのことにより、バストを持ち上げるものがなくなり、
垂れてしまうのです。
そしてやっかいなのは、一度切れたり伸びたものは、
もとに戻らないのということです。
バストの下垂を防ぐためには、クーパー靭帯を守るということが
重要なポイントになってきます。
②ホルモンバランスがみだれている
バストの中にある乳腺は、
女性ホルモン『エストロゲン』のはたらきによって発達します。
そして、乳腺が発達していることで、
バストのハリが保たれます。
しかし、不規則な生活を送ることでホルモンバランスが乱れると、
エストロゲンの分泌が悪くなり、
バストのハリが失われてしまいます。
また、加齢が原因でエストロゲンの分泌が悪くなるのも
原因の一つです。
大体、40代くらいまでは、乳腺が発達するといわれていますが、
それでも、加齢とともに分泌が減ってくるといわれています。
更年期障害で、カラダがほてったりするのも
ホルモンの分泌が減ってきている症状のひとつです。
③バストサイズが急激に変化した
これは、たとえばダイエットをして
急激にバストサイズが小さくなる、
また、出産後の授乳期間中で大きくなったバストが
授乳後に小さくなる、などの場合です。
こちらも、先程①で説明させていただいた、
「クーパー靭帯」が関係してきます。
もともとバストが小さかったのに大きくなった状態は、
クーパー靭帯がのびた状態です。
そして、クーパー靭帯の性質上、
一度伸びたものはもとに戻らないので、
またバストが小さくなると、乳腺をささえることができずに
バストの垂れの原因となります。
④姿勢がわるい
「これは意外!」と思われたかもしれませんが、
姿勢が悪いこともバストが垂れる原因の一つといわれています。
この姿勢とは、普段の立っている姿勢や
座っている時の姿勢です。
たとえば、猫背はこれにあたります。
なぜ、姿勢が悪いとバストの垂れに影響するのか?
といいますと。。。
『大胸筋が衰えている状態だから』です。
大胸筋は、バスト支えるために重要な胸の筋肉ですが、
猫背など姿勢が悪い方というのは、
この大胸筋の筋力が弱まっている方が多いと言われています。
普段の生活で、姿勢をよくすることを心がけることで、
大胸筋は自然ときたえられ、バストの下垂も防ぐことができるのです。
⑤下着のつけかたが間違っている
そして、最後は下着のつけかたがまちがっているということです。
日中、動いているうちに
ブラがずれるという経験はありませんか?
ずれたときに、ちゃんと元の位置にもどさずに
そのままの状態にしていると、
バストがブラに圧迫されたり、おしつぶされて
しっかり支えることができなくなり、
バストの下垂の原因をつくります。
また、サイズがあっていないブラをつけていることでも
下垂をまねいてしまいます。
トイレに行ったときにずれたブラをもとにもどしてあげる、
また、定期的にバストサイズをはかりなおして、
サイズのあったブラをつけることで、
垂れにくいバストをキープすることが可能になります。
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